中学生の個別指導

入塾時の様子

中学受験を終えて志望校に進学が決まったK君。ほっとしたのもつかの間、5月の連休明けに迎えた最初の定期試験でやらかしました。テスト2週間前から本格的なテスト勉強を開始したそうなのですが、試験科目とそれぞれの出題範囲が予想以上に多く、結局テスト当日までに見直しを終わらせることなく本番を迎えてしまいったとのこと。結果は案の定・・・。このままではまずいと再び教室に通ってきてくれるようになりました。（教室長：Y）

カリキュラム・指導方針

K君の学校では、検定教科書とニュートレジャーの両方が渡されており、学校の授業で主に使うニュートレジャー対策を中心に、検定教科書は分からない所をヒントラインでカバーしながら並行して進めていく計画を立てました。ニュートレジャーはまずは単語と例文を暗記しておかないと先に進めないため、自習でそれらを覚えてきてもらい、授業ではWORKBOOKと文法問題集を使って文法を確認・整理する流れで進めました。当然、週1回の授業ではカバーしきれないため、毎日自宅からヒントラインにつないでもらい、わからない部分はヒントラインの先生に質問して解決することで問題点を絞り込み、できるだけテスト前の負担を減らすように気をつけていました。1学期中間では散々な結果だったようでしたが、このサイクルが定着してくるようになると本人も強弱のつけ方が分かってきたようで、テスト前に他の教科に割く時間も作れ、期末テストでは総合得点でクラス上位に食い込むまでになりました。（担任教師：S先生）

体験談・保護者からの声

英語については英会話教室などに通ったことはなく、小学校の授業でやっていた程度でした。そのため、本人も学校の進度に急についていけなくなり、中学受験でお世話になったプラドアカデミーにあわてて相談に行きました。中学校の勉強のやり方は受験とは異なり、授業を受ける前に自分の課題を発見しておくことが大切と教室長に言われ、親子で目からうろこでした。部活で疲れて帰ってくるとそれまではバタンキューでしたが、今は夕食後に自宅からヒントラインに入り、次の日学校で行う英語と数学の予習を毎日そこでする習慣ができ、テスト前にあわてることもなくなりました。（保護者）

入塾時の様子

中学3年の春に入塾した頃のTさんは、とにかく数学に対して苦手意識が強く、一度教わった事でもすぐに忘れてしまう、という状況でした。得意な英語や国語に比べると、数学の成績はかなり低く、定期テストでも平均点を取るのがやっとで、ほとんど平均点に満たない結果が続いていました。（担任教師：O先生）

カリキュラム・指導方針

『体系数学』『体系問題集』をメインに、数学の先生オリジナルのプリントが宿題に出される、という進み方でした。この“先生オリジナルのプリント”がくせ者で、学校の授業では触れない発展問題が紛れていて、Tさんはこれに悩まされていました。Tさんと相談の上、私の立てた学習プランは、①『体系数学』『体系問題集』の基本問題の徹底、②プリントの発展問題には手を出さない、というものでした。いくら難しい問題の解き方を教わっても、一人で解けなければ意味がありません。それよりも、定期テストで６割以上出題される基本問題を確実に得点する方が、Tさんにとっては優先事項でした。計画を進めていく内に、次第にTさんの得点は安定し始め、定期テストでも平均点を越えることができるようになりました。内部進学が決定する実力テストでも、数学が足を引っぱる事なく、得意な英語と国語で無事に内部進学を決めてくれました。

体験談・保護者からの声

元々勉強は好きな子で、学校でも家でも毎日机に向かう習慣はあったのですが、やはり今思えば勉強のやり方がわかっていなかったんだなと感じます。プラドアカデミーに通い始めてから、担任の先生に「やること」と「やらないこと」を選別してもらえたことが、本人にとっても一番大きかったのだと思います。高校に進学できた今も、数学には手こずっている様子ですが、O先生にお力をこれからもお借りして、なんとか乗り切っていって欲しい、と願っています。（保護者）