室長レター― 王子校

『読解力をつけるには』

「読解力をつけたい」
「国語で点数が取れるようにしたい」
「読解力をつければ、国語以外の教科でも下地がつくだろう」

生徒との個別面談や、入塾される前に行われる学習相談をする際にこのような会話がよく展開されます。国語が苦手な生徒にとって、『読解力』はまさに国語の文章題を解くための根本的な力だとみなされるでしょう。新しい大学入試の中でも、思考力・判断力・表現力の3つが評価され測られるという制度設計になる(予定)ですが、この3つの力のベースになっているのは『読解力』です(一重に『読解力』といってもその中身は細かく分類されています。活字を読めることが読解力ではありません)。そして、大学入試のみならず、その改革の影響は高校入試にも及んでいます。近年の公立高校の問題は読解力を求める問題が各科目に出題されています。

では、どうすれば読解力を身に付けることができるのでしょうか。受け身の授業でも、もともと持っていた読解力(もしくはその一部)を伸ばすことはできます。ただし、ゼロから読解力を身に付けることはできません。

個別指導を選ぶ際の大きな観点の一つとして、この読解力を見つけるための勉強法を授かることができるということがあります。稲門学舎における『学習の流儀』がそれに該当します。『学習の流儀』ではノートの取り方から指導しますが、ノートの取り方一つとってもそこには秘訣があります。

中でも、読解力を付ける上で一番肝心なのは授業の受け方です。
個別指導では授業中いつでも先生に質問できます。この点、先生に質問しないのならば個別指導に通う意義が半減すると私は考えます。一番理想的なのは、解き方を教えてもらうだけではなく、自分が考えた解き方を先生相手に説明して正しく理解できているかをチェックしてもらうこと。これが最も学習効果が高いです。

国語の授業などを受けても、ただ解説を聞いて問題を解くだけでは非常にもったいない。文章中の主張、理由付け、具体例などは設問で触れられていなかったとしても、授業中で先生とやりとすることが望ましいです。

例えば、
先生「筆者の主張がどこに書いてあるかわかるかな?」
生徒「ここです」
先生「その通り。じゃあ、その主張が別の言葉で言い換えられているところはどこだろう?」
生徒「うーん。あ、ここだ!」

読解力は「読む。解釈する。力」です。自分の体験と知識を総動員して、物事の定義と具体例を結び付けたり、異なる2つの文章の内容が同じだと判断する解釈を行います。この言葉と言葉を結びつけることこそ読解力の本質なのです。言葉のつながりを普段から意識すること、それが読解力の習得・養成につながっていきます。

また、
先生「筆者の主張の根拠はどれだろう?」
生徒「ここです。具体例はここです」
先生「根拠はそれだけかな?」
生徒「あ、この一文も根拠になりそうですね」

このように、自分の意見(考え)とその根拠(理由)を相手に伝えること。それが、勉強のモチベーションを落とさないポイントです。
読解力の習得・養成は一人ですることは難しいです。答えが決まっているものではないので、常に腹落ちするものでもありません。「この部分とこの部分の意味は同じかも」と仮説を立てて、それを誰かに話して試してみる。その仮説が正しかったと成功することもあれば、見当はずれだったと失敗することもあります。そんな成功と失敗の行ったり来たりを先生と一緒にすることが、重要なのです。

これから夏期講習を迎えますが、毎日辛い勉強をするためには自分が成長している実感を持つことが肝要です。私たちと一緒に勉強してさらなるレベルアップを目指しましょう。

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