室長レター― 木場校

『ポジティブな言葉を』

今年のゴールデンウィークは大型連休でしたね。皆さんはどんな時間の使い方をされたのでしょうか。私はといえば、元号が変わった瞬間は友人とお祝い?していたものの、それ以外は普段の休日と変わらない生活をしていました。ぼーっと家で心を落ち着けていると、色々な考えが浮かんできます。この室長レターの内容もそのうちの一つですね。

「予言の自己成就」という言葉がふと浮かびました。アメリカの有名な社会学者、R.マートンが用いた言葉です。簡単に言うと、「根拠のない言葉でも、口にするとその言葉通りの現実になってしまうよ」ということです。

ギリシャ神話には、オイディプスという人物が出てきます。彼が生まれる前、彼の父親は「自分の息子に殺される」という預言を受けました。その後、紆余曲折を経て、オイディプスは自分の父親を殺します。ちなみに、オイディプスは「自分の母親と結婚する」という預言も受けています。この預言も、結果的に達成されることとなります。どちらも、オイディプス本人が望んで引き起こしたことではありませんでした。

皆さんは、勉強を行うに当たっては目標を立てることになります。その目標は、可能な限り高く持ってほしいのです(非現実的な高さは好ましくないかもしれませんが……)。「安全のために、少し低めに目標を設定しよう」と考えて立てた目標だと、最大限成功したとしても、その目標以上の成果を得ることは難しくなるでしょう。受験に当たっては、上記の例のように「立てた目標がその通りの現実になる」ということは絶対ではありませんが、立てた目標以上の成果を得ることは、難しいと思います。

私の体験談になりますが、高校2年生のころ、「MARCHのどこかに行ければいいなぁ」と、漠然と考えていました。高校3年生になるにあたって、学校の先生と話したときに、「そんなんじゃ甘い!お前は早稲田だ!」と言われ、早稲田大学を志望することになりました。結果、早稲田大学には落ち、上智大学に進むこととなりましたが、目標を「MARCHレベル」にしたまま受験勉強を続けていれば、上智大学に合格することは無かったでしょう。

ちなみに、上述したR・マートンですが、「準拠集団」という言葉も用いています。簡単に言うと、「人間は色んな集団に属している。その集団の規範や基準が自分に影響を与える」というものであり、その集団には自分がまだ属していない集団も含まれます。

確かに私も、「早稲田に行くんだ!」と決めてからは、「早稲田に入るのであれば、これくらい勉強しないと」「校歌くらい知っておかなきゃ」「早稲田生って凄いイメージだし、自分も立派になりたいなぁ」と、自分の思考が「早稲田生」という準拠集団に影響された覚えがあります。そのおかげで、勉強時間が増えましたし、勉強のモチベーションを維持することもできました。

皆さんにも、できる限り高い目標を持ってほしいなぁ、と思っています。もちろん、私たち先生と相談したうえで、皆さん一人一人にあったものを、ですね。その目標を達成するのは辛くて大変かもしれませんが、私たちと一緒に頑張っていきましょう。その中では、「自分はまだ受験生だけど、〇〇生としてふさわしい行動を今のうちからとっておかなきゃ」という考えを持つのもいいかもしれませんね。

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