室長レター― 高田馬場校

『「好き」を諦めない。』

皆さんこんにちは

12月、今年1年を振り返る機会が多いと思いますが、
皆さんにとって平成最後の年はどのような日々でしたでしょうか?
今回書かせていただくのは、未来の「変革」を成し遂げた生徒のお話です。

ストリートブランドの帽子を被り、常にマスクをしていて、会話は必要最低限。
今時の高校3年生、それが、R君に抱いた最初の印象でした。
夏期講習も終盤に差し掛かったある日、「相談があるんですけど。」と言われ、面談室に入りました。
「実は、立命館のAO入試を受けようと考えているんですけど……。」
事前に聞いていた都内の志望大学とは全く違っていたので、
「うん?立命館?」と声が裏返りました。
そんな私の反応は、R君の想定内だったのでしょう。落ち着いた様子で、
「いや、僕は京都の街並みがすごい好きで……。」と京都のことを話し始めました。

語る時のその目はキラキラしていて、マスクをしていても表情が明るくなっていくのがわかります。
話を聞きながら、自分が目の前の生徒に魅かれていくのを感じました。
「これは応援しないと!」と思ったのですが、無責任なことは言えません。
室長として、AO入試合格が簡単でないこと、必要な書類作成や面接練習などに勉強時間を取られ、
一般入試の対策に遅れが出やすいことを伝えました。
「それでもチャンスがあるなら受けたい?人の倍、努力する覚悟はある?」
と聞くと、
「受けます。親にも承諾もらいました。」
即答でした。

そこからのR君の行動は素晴らしいものでした。
R君が受けるAO入試は、大学周辺でフィールドワークをさせ、地域のようすを地理学的視点から
調査・考察して、論文(レポート)を作成させるという形なのです。
京都を、「自らの足で歩いて、目で観て追究する」という特異なスタイルで、私も説明を聞いた時は
驚きました。また1日がかりのその試験に大学の本気度を感じました。

私がR君であれば、東京に住んでいる自分を不利に感じ、尻込みをしていたかもしれません。
ですがR君は学校の先生にも協力を仰ぎ、合格した生徒の体験レポートを集め、遠い地で行われる
実地試験の様相を具体的にイメージしていったのです。
一般入試の受験科目ではない地理、地形図の勉強にも時間を割いていました。

そして体験レポートから面接で聞かれる質問項目を予想し、それに対する回答を私と一緒に作成し、
面接練習を行っていきました。
現地の下見も兼ねて、試験日よりも前に京都入り出来るよう計画を立てるなど、
ご両親のサポートがあってこそではあるのですが、R君の行動力は特筆すべきものでした。

結果は合格。

彼の京都への想いが伝わってくれて、本当に良かったです。
今、R君は大学からの課題と英語力の更なる向上に頑張っていますが、4月からは住み慣れた
東京を離れ、念願の京都での一人暮らしが待っています。

何かを好きになることは勿論大切ですが、「好きであること」を自分の未来にどう位置付けるかを
真剣に考え、それを実現しようと努力するR君の姿勢に、大きなエネルギーをもらいました。
皆さんも是非、自分の「好き」と「未来」について、もう一度考えてみてはいかがでしょうか?

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