室長レター― 南千住校

『モチベーション』

今月から南千住校の2年目が本格的にスタートをしました。3月末からは春期講習も始まり、いよいよ新年度が始まるなぁ、という実感を抱いています。生徒の皆さんは春休みを満喫している頃だとは思います。学年が1つ上がることの喜びを感じつつも、新学期の学校の授業が始まること(=勉強中心の生活へ戻ること)に多少の憂鬱を感じている方も多いことでしょう。

今月の室長レターのテーマは『モチベーション』です。勉強においても、部活動においても、人間の行動を根本的に支えるのは『モチベーション』だと思います。モチベーション(motivation)とは、一般的には「意欲(やる気)」や「動機づけ」といった意味で使われています。人間が行動するためには、肉体的には水・空気・食料などを必要としますが、心理的には『モチベーション』が必要です。つまり、モチベーションは行動の心理的な原動力であり、これが下がっていると人はなかなか行動に移れません。

モチベーションは心理学的には二つの要因から成っていると言われています。

1つは「動因」(ドライブ)と呼ばれ、人の内側から行動を引き起こすものです。身近な動因には食欲や睡眠といった生理的欲求があります。勉強で言えば、「前と比べて少しずつわかるようになってきて、なんだか最近数学の勉強が楽しい!」などというものです。
もう1つは「誘因」(インセンティブ)と呼ばれる、人の外側から人の行動を誘発させるもので、「最近、宿題をきちんとやってきてくれていて、授業で質問してくれることも的確だね!次の中間試験は90点を目指せそうだね!」という風に講師に褒めてもらえるようなものがあります。

稲門学舎の教師信条は“長所を褒め伸ばし、夢を与える”というものです。その信条通り、私をはじめ、先生たちは生徒の努力のかけらを見つければ、ちょっとしたことだけでも褒めることを習慣にしています。人は褒められたり、努力を認められたりすれば、誰しも嬉しいものです。これはモチベーションを外側から誘発していく「誘因」そのものです。

しかし、「誘因」だけでは人は圧倒的な成長は臨めません。やはり、自分の内側から沸き起こるチカラである「動因」は強烈なのです。その「動因」を引き出していくにはどうすれば良いのでしょう?明確な答えが決まっているわけではありませんが、その1つとして有効なのが、『習慣づけ』です。何はともあれ、まずは勉強時間を確保しないことには、勉強と向き合うことはできません。1日に10分でも30分でも机に向かい、テキストを広げて勉強していくと、スイッチが入っていくようになります。机に向かう全ての時間が「動因」を引き出す上で効果的に働くとは限りませんが、一見無駄とも思える経験も後から生きてくることもあります。そして、その中で「これ、少しわかるようになった!少し希望の光が見えた!」という思いこそが次のステップへの一歩なのです。

4月を迎え、気持も新たになっている今、私と講師陣とで皆さんの中に眠っているモチベーションの雫を見つけ、それを少しでも大きな結晶へと変えていけるよう、そして皆さんが「よし、頑張ろう!」と思えるような会話を積極的にしていきたいと思います。

稲門学舎 南千住校
教室長 佐藤 大輔

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