室長レター― 巣鴨校

『歴史の学び方』

生徒の皆さんの一年間の努力の成果が合格の便りとして届く季節となりました。
第一志望合格の皆さん、おめでとうございます。希望を胸に新しい環境への準備を始めてください。
惜しくも、第一志望には届かなかった皆さん、この悔しさを、皆さんの長い人生に於ける糧とすることを切に願います。

今回は、歴史をどう学ぶかという話です。
先日、ある生徒と、こんな話をしました。

『一問一答集買いました。2次試験対策もあるし、いつまでに完成させればいいですか?』

「完成って言うけど、貴方の性格だと、収録されている問題を全てこなさないと先に進めないなんてことが起こるよね。そもそも一問一答集は、憶えているかの確認のためのアウトプット目的の教材で、インプットに使うのは効率よくないよ。」

『どうしたら、良いんですか?』

「順序としては、全体を通して見て、ある程度纏まった範囲の要点を押さえてから、一問一答集でその範囲を繰り返しなぞることの方が良いよ。先ずは学校の授業で使った教科書や資料集を基に、ノートやプリントを完璧にしよう。定期テストで問われた問題を扱うのも良いかもね。そうして流れを押さえたところを何回も何回も一問一答集で繰り返そう。」

『全体を俯瞰するのって、私苦手なんだけどなぁ…。』

「貴方の好きなアニメで例えると、そのアニメを1クールとか、少なくとも1話とかを通して見て、それも何周か見て、その中で貴方にとって重要なシーン、好きなキャラクターの名場面とかセリフとかを憶えると思うんだ。」

『確かに…。』

「そして、同じ作品が好きな者同士で、あの場面が良かったとか、あのセリフが良かったとか、何回も話すと思う。その仲間同士でのやり取りが一問一答集の役割と同じだよね。」

『そうなんですねぇ。』

「実際テレビとかで名作アニメのクイズとかやってる時があるけど、全く見たこともないアニメの問題ばかりだと分からないし、つまらないでしょ?全体像に不安があるまま一問一答集を完成させようとするのは、それと一緒。つまらないし、なかなか入ってこない。」

『納得です。先ずは全体を通して流れを掴むことから始めてみます。ありがとうございました。』

<今回のポイント>
歴史科目は全体像を幹として、枝葉をつけるように知識の確認を行う。

*全体像を押さえる為に用いた教科書、または要点を整理した教材を中心に据え、その教材に一問一答集や用語集の該当ページを記入するなどして、中心となる教材を見れば、全ての情報へのアクセス方法が分かるようにしておく。

ぜひ、実践してみてください。

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巣鴨校 室長 千石

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