室長レター― 南千住校

『勝負の本質』

冬の寒さも厳しくなり、都内では大雪も降っている最中に、この室長レターをしたためています。南千住校の教室では冬期講習・正月合宿を乗り越え、受験生の皆さんが本気で勉強に取り組んでいます。私も彼らの熱気に負けぬよう受験指導に励んで参ります。

本格的な受験シーズンが始まり、何人かは最初の受験を終え、合格を勝ち得てきています。受験が目前に迫っている受験生の皆さん、そして来年・再来年には受験を迎える皆さんに、今回は『勝負の本質』と銘打って、お伝えしたいことがあります。
私が受験において最も肝要と考えているのは次の3つです。

 

1. 試験会場で発揮できるのはこれまでに何十回・何百回と繰り返し練習してきた技術のみ

試験会場に入ると、これまでの模試とは違う、言い知れぬ緊張感に包まれます。凛と張り詰めた空気の中、試験官の発する開始の号令の瞬間、頭の中が真っ白になったという人もいます。そこから落ち着いて問題に取り組むのにやや時間を要するかもしれません。このようないわば”興奮状態”の中、確実に実行できるのは、飽きるほど繰り返し練習してきた技術だけだと考えています。極限まで追い詰められた状況で「その場でいい方法を思いついた!」とか「今までにわからなかったことがわかった!」というのは絶対にありません。稲門学舎の授業で多くの課題を出し、基礎を徹底的に反復してもらっているのはこのためでもあります。

 

2. 過去問は徹底的に研究し尽くす

入試の過去問は、その学校が「このような生徒に入学してほしい」といういわば”アドミッション・ポリシー”が色濃く出ているものです。入試の過去問を1回だけ取り組んで終わりにする、という人もいますが、これは非常にもったいないです。「1回だけ取り組んで、その合計点が合格最低点に届いていないから、厳しいなぁ…」というのは少々疑問が残ります。過去問には出題傾向を含めて多くのエキスが染み込んでいるのです。そのエキスを吸いきらずに終えてしまっては、その真価はわかりません。
過去問への取り組み方としては、次のような進め方が良いでしょう。
①まず時間を計って解く。その際、どの大問に何分かかったかは書いておく。
②解答・解説を十分に読み込み、疑問点を先生に尋ね解決する。
③解説は読むだけではなく、要点をノートに全て書き込んでいく(このノートは手元から離さずひたすら読み込むようにする)
④もう1度ノートを見ないで解き、答案再現する
⑤誰かに説明できるようになるまで徹底的に答案再現する
これは普段から皆さんに行ってもらっている”学習の流儀”の実践です。普段からキチンとした学習方法を身につけていれば、入試時期でも同じことを実践するだけです。しかし、この流儀を実践するのは中々骨が折れるので、特に第1志望・第2志望の学校にしたほうがいいかもしれませんね。

 

3. 自分を信じる

最後にお伝えしたいのがこの”自分を信じる”という最も大事なことです。これまで数年間必死に勉強してきても、試験はほんの数時間で終わります。やはり志望順位の高い学校の入試になると”絶対に受かりたい”という気持ちが昂じて不安になりやすいです。結果も大事かもしれませんが、皆さんはそれまでに不断の努力をしてきているわけです。その努力を結実させる自分を信じて、自信を持って試験にぶつかってきてください。

もうすぐ2月となり、本格的な入試シーズンの到来です。受験生の皆さんは1点でも多く取れるよう引き続き頑張ってください。来年に受験を迎える皆さんも他人事だと思わず、今月にお伝えしたことを頭の片隅にしまっておいてください。
皆さんの健闘を期待しています。

稲門学舎 南千住校
教室長 佐藤 大輔

お問合せは、ご希望の校舎までお電話ください。【受付】13:30〜22:00(日祝除く)

  • 高田馬場校

    03-3205-8098

  • 巣鴨校

    03-5940-3369

  • 西日暮里校

    03-5850-2710

  • 王子校

    03-3927-8070

  • 板橋校

    03-5943-3125

  • 南千住校

    03-5615-3933

  • 木場校

    03-5665-2370