室長レター― 高田馬場校

『完璧な準備』

みなさまこんにちは。
すでに今年度のセンター試験も終了し、これから高校推薦入試・中学受験・大学入試個別試験が始まって参ります。
連日のように入試が行われ、受験生の皆さんは疲れもたまってくるところだと思います。
しかし、ここを乗り切れば、明るい未来が待っています。
最後まで諦めず、粘り強く試験に臨んでください!

さて、今までの室長レターでは、受験までの「心構え」をお話してきました。今回は、より具体的で実用的なお話をさせていただきます。

みなさんは、普段の定期試験や、入学試験の当日を迎えるにあたって、どのような状態にいるでしょうか?

ちょっと質問が抽象的でわかりづらいかもしれませんね。
言い換えますと、

みなさんは、普段の定期試験や入学試験の当日を迎えるにあたって、どこまで準備ができているでしょうか?

ここでいう「準備」というのは、心の準備ではなく、「勉強の準備」という意味です。

たとえば、漢字の小テストを思い浮かべてみましょう。
「今回の漢字テストは、漢字ドリルの5ページから7ページの中から、ランダムで10問出します」という風に、学校の先生から指定されていたとしましょう。尚、漢字は5ページから7ページの中に、全部で30個あるとします。

このようなとき、あなたは小テストの当日を迎えるにあたって、どんな勉強をし、どのような状態でテストを迎えますか?

私であれば、30個全ての漢字の「書き順・部首名・音読み・訓読み」を全て、何も見ずに「書ける」「言える」ようにしておきます。そうすれば、10問の中でどの漢字が選ばれても、どのような出題をされても、全問正解できるはずだからです。

では、そのためには何をすればよいか。

私であれば、まず30個全ての漢字の書き方を覚えます。
覚えるためには、一つずつゆっくり丁寧に、10回ずつ書きます。初めの5回は見ながらでもいいですが、残りの5回は何も見ずに同じ漢字を書けるようにします。
もちろんそのとき、書き順も一緒に正確に覚えます。

次に、それぞれの読みを音読み・訓読みどちらも丁寧に覚えていきます。
これも、10回ずつ声に出しながら書いていきます。

そして、部首を覚えていきます。部首は、30字もあれば共通しているものがいくつかあるはずなので、10回も書く必要はありませんが、一つずつ声に出し、5回ほど繰り返して覚えていきます。

これで、勉強は一通り終わりました。

最後に、これが一番肝心なところです。
最後は、自分で模擬テストをしてみるのです。
「模擬(もぎ)」というのは本番さながらに、練習をすることです。

まず、はじめに漢字だけを30個、縦にずらっとノートに書きます。
書けたら、それぞれの漢字の「音読み・訓読み・部首名」を横に書いていきます。そのとき、漢字ドリルや自分のノートなどを見たりしてはいけません。漢字だけを見て、「音読み・訓読み・部首名」を答えられるようにするためです。

次に、今度は漢字ドリルにあるそれぞれの漢字を用いた「熟語」を一つ選び、これも30個、全てひらがなで縦に書いていきます。
書けたら、それぞれの漢字を横に書いていきます。当然、何も見てはいけません。

漢字編とひらがな編、合わせて60題ですね。できなかった問題の漢字は、もう一度一番初めの段階に戻り、「10回ずつ書く」をやり直します。
そして、できなかった問題だけでもう一度模擬テストを行い、全問正解できるようになるまで繰り返します。

これで終わりではありません。
小テストの前日に、60題分の模擬テストをもう一度行います。
人の記憶は完璧ではありませんし、薄れていってしまうものなので、もう一度確認をする意味で、前日にもう一度行うのです。
もしテストの発表が前日であれば、当日の朝、いつもより1時間早起きして、模擬テストをします。

いかがでしょうか。
みなさんは、ここまで念入りに勉強をした上で、テストに臨んだことがありますか?

そんなの面倒くさくてできないよ!
部活もあるし、習い事もあるし、そんな時間ないよ!

と思う方も少なくないかもしれません。

しかしこのお話で最も大切なことは、
「練習の段階でできないことは、本番でできるはずがない」
ということです。

たとえば音楽の演奏会、フィギュアスケートや器械体操の演技・・・
それぞれ、本番というのはたったの1回きりです。

たった1回しかチャンスのない世界では、なんとしてでも成功させるために、血のにじむ努力をして本番に臨みます。
それでも、練習では100回中100回成功できていても、たった1回の本番で、失敗してしまうこともあるでしょう。

そうであれば、練習の段階で一度もできていないことが、どうして本番でできるのでしょうか。

時間がない、などと言い訳をしている時間があるなら、机に向かって一つでも多くの漢字を覚えましょう。

テストも音楽の演奏会と同じ、チャンスは1回きりです。

是非、テスト当日までに、「完璧に」した状態にしてください。

そこで満点を得た、合格を勝ち得た喜びは、何にも優る、かけがえのないものになっているはずです。

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