室長レター― 南千住校

『時間は平等なのか?』

いよいよ今年も残すところあと2ヶ月になりましたね。今年が始まる頃、ちょうど『2017正月特訓合宿』で生徒の皆さんに熱心に指導をしていました。あの頃は「もう2017年か…そして自分もまた1つ歳を重ねるのか…」と考えていましたが、2018年ももうすぐの所に来ています。あっという間の10ヶ月でした。特に、南千住校が開校してからのこの8ヶ月は「光陰矢の如し」でした。

でも、時間は1年・1月・1日と同じように刻まれているはずです。それにもかかわらず、人によって・時期によって感じ方は様々です。忙しくていくら時間があっても足りない時もあれば、暇を持て余して仕方ない時もあります。特に前者のような時は困りものです。皆さんもこのような経験は幾度となくしていることでしょう。この感情(=時間感覚)は「何かを特定の時期までに成し遂げたい・間に合わせたい」という思いが強い時に生じます。学生の皆さんであれば、定期テスト前や宿題の提出期日前に感じることはあるでしょう。しかし、親や先生など第三者の目から見れば、「なぜもっと余裕を持って取り組まないのか?」という疑問が湧いてくるのもまた事実です。そんな時に子どもたちの口から出てくるのは、「こんなに大変だと思わなかった」という類の言い訳なのです。

何もこの言い訳を悪いと言っているわけではありません。何度も失敗を重ね、辛酸を舐めることにより、人は時間の使い方を身につけていきます。子供より大人の方が時間の使い方が上手なのは当たり前です。それまでに何度も失敗し、その度に自分にとっての上手な時間の使い方を身につけているのですから。

しかし、同年代の学友にも時間の使い方が上手な人はいるでしょう。「今は試験前で課題が山のようにあって、自分はこんなに苦しい思いをしているのに、何であの人はこんなに余裕があるのだろう」と思ったこともあると思います。もちろん、その余裕を見せている人が諦観の境地にいるわけではありません―「為すべきことを為した」状態でいるのです。

そのような「時間の使い方が上手い」人はどうしているのでしょうか?もちろん、その人だけ与えられている時が長い、なんてことはありえません。私の経験上、時間を上手に使えている人は次の3つの傾向にあります。

● 自分のスケジュールにシビアかつ規則的
毎日の睡眠時間も、勉強や部活への取り組みも基本的に規則的です。自分の行動をある程度パターン化しているからこそ、無駄のない時間を送っています。勉強時間も1日の中にリズムとして組み込んでしまっている人は、その時間になると机に向かわないと落ち着かなくなります。

● 朝に強い
1日は24時間あり、どの数時間を切り取って取り上げても同じように思えますが、朝だけは違います。朝は登校前の限られた時間なので、とにかくやることが何もかもテキパキせざるを得ません。その短時間の中に1つ勉強を組み込むだけでも違います。
例えば、次のような過ごし方をしている人がいるとしましょう。
6:30起床→6:40洗面・着替え→7:00朝食→7:25荷物の確認→7:30出発
このスケジュールをこう変えてみるとどうでしょう?
6:00起床→6:05洗面・着替え→6:10朝に1科目勉強→7:00朝食→7:30出発
※荷物の確認は前夜に行います。
30分早く起き、起きたあとテキパキと動くことで50分もの勉強時間を作れています。しかし、欲張って「2科目勉強したいから5:00に起きよう!」などと考えると、サーカディアンリズム(いわゆる体内時計)が狂い、逆効果です。30分くらいにしておきましょう。

● 未来を見つめることができている
「今日やることは未来からの逆算で決まる」という意識を持てている人です。定期試験前に忙しくなることは明らかにわかっているので、未来の自分を少しでも楽にするために、日々コツコツと努力をしているのです。先に述べた「何かを特定の時期までに成し遂げたい・間に合わせたい」を普段からやれば良いのです。さらに、明確な目標を持てば、その目標を達成するために集中力も上がります。

今、挙げたような3つの傾向をすぐにでも取り入れるのは困難ですが、時間を余らせるのも足りなくさせるのも自分次第です。少なくともある一定の期間においては、時間は平等です。次の定期試験まで・入試まで残された時間は有限です。自分のライフスタイルを考え直してみても良いのではないでしょうか?

稲門学舎 南千住校
教室長 佐藤 大輔

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