室長レター― 板橋校

『模試の成績が上がらないときに、どうするか?(2017年10月号)』

秋の長雨が続き、メランコリック(憂鬱)を感じている人が多いように感じます。けれども、天気を嘆いても、こればかりは自分でどうにかできる問題ではありません。こういうときだからこそ、「晴耕雨読」とばかりに、ただひたすら自分のやるべきこと、やるべき課題を粛々とこなす。受験勉強に最適な時期ではないでしょうか。

つい最近、ボクシングの村田諒太選手が、TKO(テクニカルノックアウト)で、世界チャンピオンになりました。台風による悪天候を吹き飛ばすような、素晴らしい試合でした。

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先日、「模試の成績が上がらない」とのご相談を受けました。
ですが、仮に返された成績表の判定がAだったとしても、過去問を解いて合格最低ラインを超えていなければ、それはただの“判定勝ち”に過ぎません。そもそも様々な出題パターンを網羅しているテストである模試の成績は、そう簡単に上がるものではありません。逆に、模試の成績がE判定だったとしても、志望校の過去問を解いて70%正解できているのであれば、充分にA判定と言えるのではないでしょうか。

模試とは、「集合の中での自分の立ち位置を知るためのモノサシ」でしかないと私は思います。判定は、あくまで参考データ。本当の合格率は、過去問を解くことでしか計れません。学校の中間・期末考査の勉強も大切。ですが、人生を変えるための勉強は、範囲が決まっている“テスト勉強”ではなく、“受験勉強”だということを忘れないでください。ですから、テスト期間中だからといって、受験勉強のペースを落とすわけにはいかないのです。何に時間を使って、何を省くか。そういったことを戦略的に考えて学習計画を立てなければ、簡単に負けます。なぜならライバルたちは、あなたと同じくらいか、それよりもっと勉強しているからです。

一方で、自分と比べてあきらかに勉強しているように見えない人も中にはいるでしょう。仮に、受験生を合格者と不合格者に二分化するのであれば、それは間違いなく後者に属する人か、または偶然受かってしまう幸運な人。「運もまた実力のうち」とはよく言ったものですが、そうそう“ラッキーパンチ”が当たるほど甘くないのが大学受験です。受験の合否を、運や天には任せたくありません。なぜなら天気と違って、試験の結果は自分次第で変えられるからです。

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先月末あたりから、毎日、13時半から21時半まで(なんと1日8時間も!!!)稲門に自習に来ている高校3年生がいます。週6日も顔を合わせていると、いろいろとコミュニケーションを取る機会も増えますし、こちらも、なにか提供できる情報やアドバイスがないかと考えます。すると、日々ヒントが見つかるものです。毎日、表情を見ていると、変化が分かります。徐々にではありますが、その生徒の中で、自分の道筋が明確になってきたような、そんな印象を受けます。受験で成功したい、本当に第一志望に合格したいのであれば、とにかく毎日来て、毎日やること!来れば何らかのきっかけが掴めるハズです。今まで見てきた生徒の中で、うまくいっている人は、たいがい毎日来ていました。

最後に、「模試の成績が上がらないときにどうするか?」の答えですが、それはずばり「過去問を解くこと」です。皆さんには、判定勝ちではなく、ノックアウト完全勝利を目指してもらいたいです。

しつこいようですが…自習に来ない手はありません。

稲門学舎 板橋校
根本 渉ねもと わたる

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