室長レター― 西日暮里校

『苦手に向き合うきっかけ』

皆さんこんにちは!
今年もあと、三か月になりました。
夏物の洋服をクリーニングに出して、クローゼットの中を秋冬物で並べ直していると、
夏の終わりを感じますね。

さて、受験も差し迫ってきましたが、今回は受験生のお話ではありません。
小学4年生のT君のお話です。

T君はゲームもスポーツも非常に上手な小学4年生ですが、国語・算数に苦手意識があり、勉強を避けてきたと話してくれました。それが今年の3月です。
国語の文章を読むにも計算をやるにも、他の生徒より時間がかかるとの話でした。

「時間がかかる」

この言葉はネガティブな印象を受けますし、何より抽象的です。
言われた子供もどう解決すればいいのか、どう前進していいのかわかりません。

そこで私は、百マス計算をT君に宿題で出しました。
百マスを埋めるために、最初は長い時間が必要だった分、やればやるだけどんどん早く出来るようになっていくのです。この計測タイムは客観的かつ具体的で、目標にもなる数字です。これがT君のゲーム好きな性格に上手くはまりました。
T君はこの宿題を喜び、親御さんと勝負するようになりました。

算数への苦手意識が少し弱まった時に、夏休みになり、夏期講習に入りました。
T君は最後まで頑張ってくれて、復習だけでなく、学校の先取りまですることが出来たのです。

そして迎えた2学期、9月の毎回の授業で、「学校の授業が超わかる、楽勝!」と言ってくれています。多少言い過ぎのところもありますが(笑)、今までは学校の授業を聞いていてわかるようでわかっていなかったことが、学校のテストを受けて解けない状況に陥って初めて実感していたのです。でも今は、学校の授業ではわかる問題がほとんどで、うまく解けなかった問題が少ないからこそ、そこを覚えていてくれて、授業で質問してくれるようになりました。

今は算数を苦手な科目だとは思っていないようです。
国語も文章題が解けるようになって、毎回の宿題をこなしてくれています。
頼もしい限りです。

最後に書き加えておくと、これは「小学生だから」という話ではありません。
苦手に向き合うためには、「自分を否定しない」大人がいること、そして「勉強している自分が自身の成長を感じられる仕組み」を作ることが重要ではないかと私達は考えています。

稲門学舎が、生徒たちに教室自習を奨励しているのはこのためです。

生徒が成長していく姿を、これからも教室で見守っていきます。

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