室長レター― 巣鴨校

『本当に算数や数学が苦手な皆さんへ』

10月も半ばを過ぎ、不安定な天気が続いていますね。
寒暖差も大きくなっていますので、体調管理に気を付けてくださいね。

入塾相談や面談の時など、
「算数や数学が本当に苦手!」
といった話題がよく出てきます。

「授業で、先生に教わって解いた時は、あんなに出来たのに…。教室自習で宿題を解いたら、すごく時間がかかってしまって…」
「部活や習い事で忙しくしているうちに、宿題に取り組むまでに何日か経ってしまって憶えたはずの解き方を忘れてしまった…」

そんな経験を繰り返すうち徐々に、
「自分は記憶力が無い…」
とか、
「算数や数学は、自分には合わない」
と、思うようになってきます。

一般的に算数や数学が苦手な人の多くは、基本の計算もそれほど得意ではない場合が多く見られます。
新しい手順を憶えるときに、計算への不安を抱えたままなので、1題を解くためにどうしても時間がかかってしまいます。
問題を解く上で悩むポイントが、解法の手順と計算の2つあるので、仕方のないことだと言えます。

そして、数字を変えただけの類題を数問解くときに、2題目以降も最初に解いた問題と同じくらいの時間がかかっている場合がほとんどです。それでは限られた時間内で解ける問題の数が限られます。そして練習量が不足してしまい、忘れてしまうのも無理のない話です。

例えば、最初に解く時に2分かかってしまう問題の場合、10題解くためには20分かかる計算です。しかも、無理にペースを上げると計算ミスなどで正答率も下がる場合がほとんどだと言えます。

出来るようになるには、ミスせずにスピードアップする為には、悩むポイントを1つに絞ることが、重要になってきます。

そこで、2段階に分けて練習する必要があります。

まず1段階目は、手順にのみポイントを絞って練習します。
方法は、以下の通りです。

① 例題の解説を読みながら、1問だけ解きます。
② 自分で解いた解答の隣に、もう一度同じ問題を解きます。
③ ①と②で解いた解答を隠して、最低でもあと1回、手順が多い場合は2、3回解き直します。

上の①~③のタイムを計っておくとなお良いでしょう。なぜなら①の時より確実に短い時間で解けていることを発見できるからです。成長を実感しやすいとともに、同じ計算を繰り返すわけですから、計算で悩む必要がありません。解き方の手順にのみ的を絞って、タイムアタックしていってください。③の時間が、①の時間の3分の1程度まで短くなっていれば、手順への悩みはほぼなくなっているでしょう。

2段階目は、類題演習です。1段階目を完璧にしてから、類題を解き始めると、計算が苦手な人も、計算にだけ気を付ければ良いので、1問あたり①の半分くらいの時間で解き続けることが出来ます。数字が変わっただけの問題を解く場合、5問目あたりから先は、最初に繰り返し解いた場合の方がトータルの時間を短くすることが出来ます。

最初の問題が①で2分、②で1分半、③で2回解き、1分と40秒に縮めて、最初の問題で4分半。2問目~10問目までは1分で解けるので9分、トータルで15分以内に収まります。先程が20分だったことを考えると、同じ時間で、プラス5題解くことも出来ます。

悩むポイントが解き方の手順と計算に分けられるので、それぞれ1つのポイントに集中することが出来ます。
集中している方が、解き方の手順の飲み込みも早いですし、解き方の手順の定着を目的とした類題演習の段階が、そのまま計算の苦手克服に繋がっていきます。

「同じ問題を一度に繰り返し解くことは、答えを憶えちゃうので意味がない」
と思う人もいるかと思います。

しかし、
「集中すべき点が定まらないまま何問解いても印象に残らず、一生懸命やった割にすぐに忘れる」
というのが、今のあなたかもしれません。

算数や数学が本当に苦手な人は、一度試してみてください。自習で予習する場合にも有効ですよ。

いつも巣鴨校生の隣に
巣鴨校 室長 千石

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