室長レター― 王子校

『学生の頃、挫折をした話』

私が大学2年生になったばかりのころ、立派な弁護士になることを志して司法試験の勉強を始めました。法学部生ではなかったのですが(社会科学部生でした)、当時は同じ学部に司法試験を受験する学生も多く、学部が異なることへの不安を感じることなく、受験勉強に邁進しておりました。

余談ですが、早稲田大学の社会科学部では司法試験に関連した授業を選択することができ、特に民事訴訟法の授業では法学部の先生が社会科学部で講義を行っておりました。その先生は「もっと勉強したい奴は法学部の講義にも来い」という熱い方で、「社会科学部生でも司法試験に合格できそうだな」と私も感化されました。そして、大学の講義が終わるとその足で資格試験の予備校に向かい、来る司法試験に備えました。

結果は・・・、
6回受験してその都度失敗し、最終的にその道を断念することを決めました。
断念した理由は、司法試験制度が改正され、法科大学院を卒業しないと受験資格が得られなくなったためです。

もちろん、6回受験したのですからその間に合格することもできたはずです。できなかった理由は(振り返ってみてわかることですが)、勉強がマンネリに陥ってしまったからです。勉強を始めて1年目、2年目は知らないことも多く、知識を身に着けることで自身が成長しているという実感もありました。本試験の点数も伸びていたのですが、3年目以降はそれが横ばいし続けました。勉強時間は費やしているし、人気のあるテキストや判例集も読み込んでいる。力はついているはず。しかし、それでも本試験での点数は伸びませんでした。

点数が伸びないのには原因があります。それは、自己の欠点を見つめ直し、これまでの学習習慣を改善することを怠り、漫然と同じような勉強をし続けたためです。3年目以降は点数が上がらないのだから、同じような勉強をすれば同じ結果になるという現実を見つめることができなかったのです。とりあえず勉強はしているという自己満足の勉強に陥っていたのです。合格するまでの一般的な平均受験回数が5~6回だったので、時期が来れば自ずと合格するだろう、という甘えもありました。

実は、点数が一番伸びやすいのは、勉強を始めたての頃です。やる気と好奇心に満ち溢れ、結果を求めて躍起になっている。ですが、それもやがて日常の習慣となります。この時点で目標が達成されていれば大きな問題はありませんが、未達成である場合はさらなる改善を求めなくてはなりません。つい「初めの伸びが今後も続くだろう」と考えてしまいがちですが、現状を変えなければ、結果(成績)が変わることもありません。

例えば、公立の中学生が入塾して、最初の定期テストを迎えます。塾での授業と自習により以前より点数は伸びます。そして、その授業と自習を継続していけば次の定期テストも同じように結果を作れるでしょう。しかし最終目標である受験に合格するためにはまだ十分ではありません。

①模試で自分の志望校の合格判定に「S判定」「A判定」がついているか?
②模試の成績(偏差値)は順調に伸びているか?

①②のいずれかでない限り、勉強習慣を見直す必要があります。
とはいえこれまでの習慣を崩すことにもなるので、口で言うほど簡単なことではありません。

それをできるだけ簡単に行うためには「講習会」が絶好の機会であると、私は考えます。
理由その1、「講習会」は毎日授業を行います。そのため普段の勉強では取り組みにくい苦手単元に対して腰を据えて取り組めるため、毎日行うと習慣にもしやすいためです。
理由その2、隣に先生がいますので、自己満足の勉強に陥ることを防げます。怠けてしまいがちな時でも傍で叱咤激励してくれる先生がいると道を見失ってしまうこともなくなります。

「講習会」の準備に追われながら、私の司法浪人時代にも同じような講習会があればなあ、と昔を思いだし、このような話を書かせていただきました。

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